★寺社原桃酒とブラックベリー酒の夏

夏の果実酒漬け込みは自家栽培のラズベリー酒でスタートしましたが、7月20日~28日の四万温泉郷クラフトシアター2024参加のための準備が中心になりました。地元の樹木を使った「森の薬膳酒」の素材と、マイウイスキー熟成用の樽樽棒の採取・制作に集中。マイウイスキーは初めての挑戦でぶっつけ本番だったので、結構神経を使いました。おかげさまで、期間中の講習会参加者は「森の薬膳酒」19名、「マイウイスキー」14名、何とか採算割れせずに乗り切れました。参加者の皆様、本当にありがとうございました。

クラフトシアター後半に、埴輪の安原さんが、明治時代から伝わる果肉の赤い寺社原桃を差し入れしてくれたので、さっそく漬け込みました。これは超レアものの桃、色が素晴らしくなかなかの美酒に仕上がりました。

クラフトシアター終了後は8月1日~11日まで夫婦で小笠原旅行。いろいろありましたが、何とか無事に帰宅でき、栽培していたブラックベリーが初収穫、ブラックベリー酒にしてみました。

ラズベリーは6月下旬~7月前半の収穫でしたが、ブラックベリーは8月後半で、こんなに遅くなるとは思いませんでした。この歳で気づくことがたくさんあり、無知でも楽しい経験でした。


★梅仕事2024

今年の梅仕事は、いろいろあって遅くなり6月16日になりました。「道の駅おのこ」に梅を買いに行き、ついでに見つけたアンズも購入。梅は白加賀で品質も価格も大満足、1kg550円と600円を合わせて4㎏、アンズは1.2㎏500円を2袋。昨年もそうでしたが、梅1kgを量ると1.2㎏弱入っていて、かなりの大盤振る舞い❣

梅酒3.6L、ブランデー梅酒1.8L、アンズ酒3.6L+500ml、梅シロップ650ℊ、ビワ酒の酸味付用梅500g(ホワイトリカーは暫定で1.8L)を漬け込み無事終了。来年までゆっくり寝かせます。美味しくな~れ❣


★樹木酒パートⅡ

ネット購入したミズナラが届いたので35度ホワイトリカーとウイスキー(ニッカ・ブラック37度)で漬けました。リンゴは剪定作業中のりんご農家で頂いたもの。梨~台湾ヒノキまでの6種は木工職人の田村様に頂きました。原酒は全て35度ホワイトリカーで、300ml瓶です。ちょっとハマりそうかな?


★2024年は樹木酒の検討

昨年から検討を始めたホワイトリカーをウイスキーに変える試作、いくつかの変遷とバレルスティックという商品との出会いを経て、今年は何らかの形で結実させたいと思います。

写真左半分はコナラ木片を焦がしたもので原酒別にウイスキー・麦焼酎・ホワイトリカー35度、更にスパイス類(クローブ・シナモン・バニラ・玫瑰花)を加えて3種。右半分は原酒にホワイトリカー35度を用い、焦がした木片別に、桑クワ・槐エンジュ・朴の木ホオノキ・桜サクラ・栗クリを漬け込みました。桑~朴の木は癖が強いと思われるのであくまで実験的です。

まだ漬けたいものは沢山ありますが、入手出来次第順次漬け込んでいこうと思います。2024年はWe好木で頑張るぞ~っと。


★11月に漬けた果実酒

①リンゴベースの菊花酒:生菊花120g/リンゴ700g/大棗12g/五味子6g/35度ホワイトリカー1800ml/氷砂糖120gで漬け込み、新聞紙で包んで約1年寝かせるつもり。来年の菊の節句(重陽の節句)に濾して飲もうと思います。これが古代中国式の菊花酒の飲み方とか。

②柚子焼酎:2回漬け込みましたが、これは1回目の写真(真ん中)で果汁入り。2回目は皮だけで漬けました。1回目:ユズ3個分の皮と果汁/25度甲類焼酎900ml(4日で濾過)。2回目:ユズ4個分の皮/25度甲類焼酎1200ml(5日で濾過)。濾過が遅かったかも。3日で濾過する方が苦味が少ないようです。

③シークヮーサー酒:シークヮーサー8個(200g程度)の8個分の房と2個分の皮/35度ホワイトリカー600ml/氷砂糖60g(2日で濾過)。皮だけ出してしばらく漬け込む方法もありますが、私は面倒なのでそのまま濾しました。味が薄いかも?


★秋分~寒露:桂花陳酒とサルナシ酒漬けました

川の公園ポケットパークで採取したキンモクセイで、去年のものを濾し今年も桂花陳酒を漬けました。

サルナシは野生の枝を挿し木で繁殖させて育てていたものを4年前に垣根として定植しました。去年数個結実し、今年は300gほど収穫できたので酒に漬けてみました。どちらも1年ほど寝かせるつもりです、美味しくなあれ!


★1日早い処暑にマタタビ酒展示品漬け込み

今朝(8/22)の散歩でマタタビの虫癭果実が落ちているのを発見。暑さは残っていますが、季節は進んでいるのだなあ・・と感じながら、拾ってきて少量を漬け込みました。これは飲用ではなく、本(果実酒歳時記)の販促展示に使う予定です。昨年も漬けて濾したものがありますから、飲用には事欠きません。


★大暑にブラックベリーの収穫と漬け込み

昨年植え替えたブラックベリーが初めて実をつけました。当初はラズベリーと同じ時期に出来ると思い込んでいましたが、ラズベリーが終ってしばらくした真夏に熟してきました。今年は少しずつ1週間ほどかけて収穫し、順次追加で漬け込みました。最終的にはブラックベリー300g/氷砂糖40g/35度ホワイトリカー550mlになりました。濃赤紫色に仕上がり、桑の実とラズベリーを合わせたような風味のベリー酒でした。自分で栽培すると、色々な気づきがありますね、この歳でも。楽しい経験でした。


★小暑に初めての試み、モナルダ酒

去年の5月の連休前に植えたモナルダ(松明花・ベルガモットミント)が初めて咲いたので、試しに花を漬けてみました。ドライな辛口のお酒に仕上がり、ちょっと予想外。66歳にして初めての、大人風味なハーブ酒体験でした。


★夏至を合図に色づくラズベリー

家の東側で生垣仕立てにしているラズベリーが色づき始めました。ちょっと目を離していたら、ヒヨドリが突っついていたので競争で摘み取り、5日がかりで漬け込みました。今年はラズベリーをやや多めに入れてみました。甘酸っぱい華やかな風味の真っ赤な果実酒に3~5日で仕上がります。


★梅雨の晴れ間に食香バラの花摘み、玫瑰花酒

町主催の中之条大学というワークショップに参加し、食香バラ(玫瑰花)の摘み取りと醤(ジャン)作りをしてきました。私の目的はたくさん摘んで持ち帰り、お酒に漬けること、この一点❣ 醤と塩漬けは置いといて、早速玫瑰花酒漬込みです。花びらだけを使い、花弁60g+35度ホワイトリカー750mlを2本作り、片方に氷砂糖60gを加えました。更に60gほど残っていたので、天日乾燥してドライハーブにしました。バラの強い香のお酒になると思います。こんな機会が無いと、こんな贅沢に生玫瑰花は手に入らないのでラッキーでした‼


★桜の実酒漬け忘れに、アメリカンチェリー酒

桜の実を採取する間もなく季節が過ぎて行ってしまった方は、今すぐ果物売り場に駆け付けろ❣ アメリカンチェリーが並んでいますから、カゴに入れてレジに直行。漬け込みはヘタを取って十文字にぐるりと包丁目を入れて。参考ブレンド:アメリカンチェリー250g+35度ホワイトリカー500ml+氷砂糖50g、酸味の欲しい方はレモンや梅の果肉を加えてください。1ヶ月以上熟成してから濾します。砂糖は原酒の10~15%までで調整してみましょう。*写真は6月11日に漬け込んだ直後と3日後の状態です。


★今年は早めに漬け込みました・梅酒

 今年は気候が進んでいることもあり、梅も出荷が早いようです。私も早く動こうと思い、6月7日の歯医者に合わせて、道の駅で梅(白加賀)を購入し漬け込みました。先日の果実酒類整理で反省し、今年は控えめに3㎏にしておきました。ブランデー梅酒を1㎏、普通の梅酒を2kgと思ったら、この生産者の方の袋には1.3㎏も入っていて秤を変えて量り直しましたが間違いなく1.3㎏、3袋で3.9㎏でした。結局、ブランデー梅酒を1.1㎏、普通の梅酒を2kgと800gに分けて漬け込み。すごく良品の梅で、しかも1㎏500円という破格値!この生産者の方、大丈夫かあ⁈ ブランデーは梅酒用ではなくサントリーVO(640ml・37度)を3本使ったので、今年のブランデー梅酒はひと味違うかもね❣ 800gの梅酒は今後いじろうかとも考えています。


★入梅前に25年の整理決行

 果実酒薬酒伝道師を語り、講習会では偉そうに果実酒の保存や処理を語っていますが、物置はこの通りの在庫が眠っていました。埼玉からこちらに越して25年ほど、以前のものも含めて頭と在庫の整理を決行しました。今回分が550本ほどあり、年代ごとに分けて仮ストックし、徐々に再濾過詰め替えを行うつもりです。まだ1升瓶や5Lビンの未濾過が残っていますが、そちらは一旦忘れ、断捨離しましょう、自業自得!


★夏っぽさに誘われてマンゴー酒

 今日5月19日は雨で肌寒いですが、昨日一昨日は真夏日で、トロピカルなお酒が恋しくなりました。そんなわけでスーパーのマンゴーを購入し漬け込みです。昨年は何故かマンゴー酒の香りが酒に移らず、原因不明の失敗?に終わったのでリベンジ。薄く切って、レモンは省いて漬けてました。3週間程熟成しようと思います、乞うご期待!


★薬刈りで野草酒漬け込み

 以前漬けたことがあったのですが、どこに収納したか探すのが大変なので、新たに漬け込みました、カキドオシ酒とヨモギ酒。5月10日に漬けて17日に濾してビン詰め。美味しくないのは分っていたので少量で漬け込み、薬草ブレンド試作用に使うつもりです。


★立夏から小満は、梅酒や果実酒の準備を!

 *6月から梅酒・ビワ酒・杏酒・桜の実酒などなど、本格果実酒シーズンの幕開け。今から準備のために、昨年漬け込んでおいた梅酒などを濾して、ビンを用意しておきます。スーパーにも梅酒漬け込み素材が並ぶ季節、早めに購入しておきましょう。果実が手に入ったらすぐに漬けられます。備えあれば憂いなし、手間なしですよ❣


★もうすぐ立夏、晩柑類の焼酎に挑戦

 マリネ用に買ったジューシーオレンジ(河内晩柑・熊本産)の皮が余ったので、柑橘焼酎にチャレンジ。

1個分の皮の白い部分を包丁で削ぎ、刻んで漬け込みました。皮45g+25度甲類焼酎720mlです。写真はオレンジが強く出ていますが、本物はほぼ黄色です。苦味が出なければいいのですが、3日ほどで濾そうと思います。初めてなので期待と不安が半々ですね❣ もう一つの皮は刻んで干してオレンジピールにしてみました。柑橘類は皮が命、うまく利用しましょう。


★穀雨に最後のイチゴ酒を

 かみさんにせがまれて今年3度目のイチゴ酒を4月26日に漬け込みました。イチゴも終わりに近づき、小ぶりの加工用などが安く手に入ります。トロピカルフルーツ酒の前に漬けてみてはいかがでしょう?

 私は4月20日で警備員の仕事をやめて現在失業中ですが、本格的に薬酒の原稿づくりをしようと企んでいます。とりあえず、養命酒の主要成分(40%)であるクロモジ(黒文字・烏樟ウショウ)を漬け込みました。

 山の幸を活かした薬酒ブレンドを検討していきますので、今後ともヨロシク応援してね!


★雛祭りにちょっと遅い伊予柑焼酎漬けました。

伊予柑といえば、ミカンと入れ替わりに登場する柑橘類ですが、去年の伊予柑焼酎が残っていたので漬けずにいました。2月中に飲みきって今年はやめようかと思いましたが、かみさんが飲んでないというので、雛祭りの寿司を買いに行ったついでに購入して漬け込みました。今回は、イヨカン3個分の皮と1個分の果肉に25度甲類焼酎を1800mlです。1週間以内には濾す予定で、置き過ぎると苦味が出てきます。華やかな香りは春の食卓にピッタリでしょう❣


★大寒に果実酒整理、立春過ぎたら苺酒漬け込み

大寒には漬け込む素材も少ないので、小瓶で漬けたものや少なくなった果実酒薬酒を、ジャムビンなどの小瓶に濾し詰めて保存しました。50種ちょっとでしたが、2日がかりで整理。家の中もややスッキリした感じ❣

立春期間の憲法記念日に今シーズン初の苺酒を漬け込みました。かみさんが舌なめずりして待っています。


★冬至・寒の入りは黒ゴマ酒のお湯割りが一番

 一年ぶりに黒ゴマ酒を漬け込みました。黒胡麻160g×6袋=960gを焙煎し、25度甲類焼酎約7ℓで漬けました。720ml2本のストックはありますが、このくらいのタイミングで漬けないと安心できません。今年の初漬け込み、1月2日に完了です。黒ゴマ酒のお湯割りは冬場の薬ですね❣


★霜降前に採取して立冬後に漬け込んだボケ酒

ボケの実は、なかなか木で熟さず落果してしまうので、落果したものを拾って追熟(ほったらかし)させておいて、そろそろいいかなと11月中旬に漬け込みました。前回漬けたボケ酒の渋みがなかなか抜けないので、今回は砂糖を多めに加えてみました。ボケ酒:ボケの実640g+氷砂糖300g+35度ホワイトリカー1800ml。1年は熟成します。ゆっくり美味しく成長して欲しいですね。


★香りの妖精・金木犀のお酒:秋分後期

本格的な秋の訪れを告げる金木犀の香り。これを白ワインに閉じ込めたお酒が有名な桂花陳酒で、中国産の美酒です。桂花陳酒を手作りしてみましょう。今回のブレンドは、金木犀の花230g程度+白ワイン1500ml+35度ホワイトリカー1000ml+氷砂糖350gです。これを遮光して1年間熟成させてから濾します。女性向きの甘い芳香美酒に仕上がります。皆さんも是非トライしてください。市販品とは違った美味しさがありますよ❣


★秋分前日にベビーキウィ酒とポポー酒漬け込み

皆様、お久しぶりです。ちょっとサボっていましたが、秋分の日前日に、沼田市白沢の道の駅・望郷の湯の売店でベビーキウィとポポーを見つけたので早速購入、漬け込みました。ベビーキウィはサルナシの栽培品種で、以前野生品を漬けた経験があります。我が家も栽培中ですが、今年はまだ4粒しか生っていませんので、購入して漬けてみました。ポポーは果実酒には向かないように感じましたが、初めてなので一応試してみなくてはと思い、漬け込んでみました。どちらも微妙な感じですが、最近失敗してないので、やっちゃえ**って勢いでチャレンジです!結果は後程報告させて頂きます。よろしく!


★処暑から白露、マタタビ酒の季節

8月下旬、いつものランニングコースの沢渡バイパス歩道に、マタタビの虫癭果がたくさん落ちているのを発見。擁壁の上の杉林に絡みついているマタタビの蔓から落ちてきたもので、「早く漬けろ!」と催促されている気分。ランニング後に拾ってきましたが、健康にはいいけれど特別美味いお酒ではないので、控えめに漬け込みました。今回は、マタタビ200g+氷砂糖50g+35度ホワイトリカー600ml、にしてみました。


★立秋に漬ける芳香チェリーブランデー・ウワミズザクラ実酒

山間地域でブラシ状の白い花を咲かせたウワミズザクラが今、房状につけた小さな実を赤黒く熟し始めました。これは本当に素晴らしい芳香のチェリーブランデーに結晶します。手に入る方は必ずや漬け込んでください、絶対後悔しません。私の今回の漬け込み量は、ウワミズザクラ実295g+氷砂糖80g+35度ホワイトリカー800mlでした。2週間程で飲めますが、1~2ヶ月熟成するといいかも。なお、クラフトシアターや旅行で暫く記事を書けなかったこと、お詫び申し上げます。今後ともよろしく❣


★芒種・入梅、本格的な果実酒シーズン到来!

いよいよ梅酒漬け込みの季節到来。ここからビワ酒・桑の実酒・杏酒・ラズベリー酒・等々、怒涛の漬け込みスタートです。今年はとりあえず梅酒とブランデー梅酒を各1升、桑の実酒を1升漬け込み、あとは状況に任せて、気になったものを漬け込んでいこうと考えています。昨年一昨年あたりに梅酒関係を漬けすぎ、ストックが貯まっているので、今年は梅酒関係は控え目し、新しい素材やブレンドを探っていきます。皆さんも梅酒を忘れずに漬けてくださいね❣


★身近な桜の実で、美味しいチェリーブランデーを!

 今です、今。5月下旬から6月上旬はソメイヨシノやヤマザクラの実が黒熟します。これらは素晴らしいチェリーブランデーに結晶しますから、是非とも漬け込んでください。

基本的なブレンドは、桜の実50g+氷砂糖15g+35度ホワイトリカー150mlです。甘めがお好みの方は、氷砂糖をあと5g足してください。ロックや炭酸割りでどうぞ❣


★小満は果実酒濾過の季節?

1年熟成タイプの果実酒(梅酒・枇杷酒・杏酒・など)を濾す時期です。私も昨年の梅酒やビワ酒を濾そうと、梅酒と空瓶を出してきましたが、空瓶が全く足りないことに気付いて、とりあえずブランデー梅酒だけ濾しました。みなさんも空瓶を確かめておきましょう。ない人は酒屋さんに走れ❣まずは私が走らねば⁉


★立夏⋰果実酒シーズンのプロローグ

ちかづく本格果実酒シーズンを前に、マンゴー酒を漬けてみました。華やかな南国の香りは、夏のスタートにピッタリ。今のうちに、昨年漬け込んだ梅酒などを濾して、今年の漬け込みに備えましょう。6月から、梅・アンズ・ビワ・桜の実・桑の実・ラズベリーなどなど、美味しい果実酒の素材が一気に出回ります。漬け込みビン・原酒・氷砂糖など、必要なものは今のうちに準備準備❣

☆残念後日談:このマンゴー酒ですが、濾して飲んだところ、マンゴー独特の甘い芳香が全く感じられず残念な結果になりました。原因は分かりませんが、レモンの影響?なのかマンゴーの問題なのか、今後の検討課題です。


★穀雨はトロピカルフルーツ酒の準備

暑くなったり寒くなったりで、なかなか気候が落ち着かない時候ですが、確実に季節は春から夏に向かっています。果物売り場にもトロピカルフルーツがボチボチ目立ち始めるので、本格的な果実酒シーズンへの肩慣らしにチャレンジしてみましょう。パイナップル酒は子供の頃から数回漬け込んできましたが、なかなか納得できる風味に仕上がりません。今回は台湾産のパイナップルを使って漬け込んでみました。果実の割合も増やし、糖分は原酒の8%程度です。美味しいパイナップルだったので、上手く仕上がるとよいのですが?


★春分は春の始まり

 冬至翌日から延び始めた昼の長さがようやく夜と同じになる日が春分。春分を挟んで前後3日の1週間は、ご先祖様を供養する春彼岸。桜前線も上昇しいよいよ春本番ですが、別れと出会いの季節でもあります。キリスト教国ではイースター(復活祭)も間近に。山ウドや山菜も出回り始め、セロリが旬を迎えます。感情の乱れに効果的なセロリ酒は春のお助け薬膳酒、サラダやマリネにも重宝な香味野菜です。


★雛祭りは、やはりイチゴ酒でしょう!

 今日3月2日は私の誕生日、65歳です。今日、スーパーでお徳用イチゴを見つけて漬け込みました。本当ならもう少し早く漬け込み、雛祭りに飲めるようにするのがベスト、皆さん漬けましたか?3~5日で仕上がるので、濾し忘れのない様にしましょう。風味が素晴らしい分、劣化も早いので1ヶ月くらいで飲みきるように!


★オレンジ系柑橘であなただけのオレンジ酒を!

 タンカンを頂いたので、さっそく果実酒に仕込んでみました。この時期はポンカンやイヨカンなどのオレンジ系柑橘類が出回っています。気分が塞ぎがちな時など、柑橘系のお酒は気を巡らせるので効果的。もちろん気分がいい時はさらに美味しいお酒です❣


★立春過ぎたらイチゴ酒を❣

 特に、女性に果実酒を好きになってもらうには、イチゴ酒を漬けるのが一番です。イチゴの甘い芳香が溶け込んだお酒を口に含めば、口の中はもう春爛漫❣ 言葉はいりません。5日前後で仕上がるので、雛祭りにはお友達にも自慢できます。私も、かみさんに急かされて毎年漬けています。賞味期限が1ヶ月ほどなので、イチゴ1パックくらいで漬けてみてはいかがでしょう。春はあけぼの、ではなく、春はイチゴ酒 ようよう赤くなりゆく液体 甘く香りて・・・。イチゴの出荷も毎年早まりますが、2~3月いっぱいが温室栽培品の漬け時で~す。


★節分に薬酒の漬け込みしました。

 昨年の12月に漬け込んだ新楊貴美酒、年末から濾して飲み始め、半分ほど飲んだので次を漬け込みました。

無い素材は諦め、新しい素材を加えて新新楊貴美酒?をブレンド。前回ちょっと甘かったので、お砂糖ひかえめにしました。今回は1ヶ月ほど寝かせてから、少しずつ濾して飲もうと思います。血行促進と滋養強壮目的です。歳をとると巡りが大事!


★小寒の黒胡麻酒と大寒の伊予柑酒

 中之条町の観光施設「つむじ」で『果実酒歳時記』とポストカードセットを販売していただいています。

 POP代わりに季節の果実酒を展示していますが、今日1/23、黒胡麻酒と伊予柑酒を作って並べてきました。つむじでは結構好評のようで、すでに30冊ほどが売れています。この勢いで全国展開し、果実酒ファンをどんどん増殖したいですね!皆さんも作って飲んでみてください、美味しいですよ!!


★小寒大寒に早春の香りを~苺伊予柑酒~

 早春の果物といえばイチゴと伊予柑。二つとも華やかな香りの美味しい果実酒に仕上がりますが、今回は二つをブレンドして漬けてみました。これはある意味で禁じ手、どうなるか分かりません。うまく行けば超美味しい果実酒、失敗すれば風味が相殺されて残念なお酒になってしまう。初挑戦がどう出るか?チャレンジする価値はあるでしょう、5日ほどで結果は出ますから。今年も挑戦の年にしたいです!